張温は一度は反乱軍に敗北しますが、踏み止まって陣を構築し、再び反乱軍と対峙します。11月のある夜、尾が10丈にもなる流星が落ちて反乱軍の陣を照らすと、兵士たちは不吉だと思って金城へ退却しようとします。それを知った董卓らは反乱軍を攻撃して数千の首を獲る大勝を得ました。
張温は軍を分け、董卓に先零羌を、盪寇将軍周慎に辺章を攻撃させます。
周慎は楡中城に逃げ込んだ辺章らを追撃します。ここで参軍の孫堅は賊の補給路を断ち切るよう進言しますが、周慎は聞く耳を持たずに城を囲みます。すると、逆に辺章らは分派した軍で周慎の補給路を断ったため、周慎が敗走する羽目に陥りました。
董卓の軍もまた、敵に囲まれ、撤退に追い込まれます。董卓は羌族、胡族に包囲されてしまったため、董卓は漁をするふりをして川に堰を作らせ、堰から兵士を渡らせ、羌族らが追ってくると堰を決壊させて、無事逃げおおせました。 他の軍団が董卓だけがほぼ損害無く軍を返したことで、前将軍に昇進しています。
官軍を追い払った反乱軍側では、内紛が起こります。北宮伯玉や辺章が韓遂に殺害されてしまったのです。反乱は韓遂らが引き継ぐこととなりました。梟雄韓遂の名前は今後も出てきますので、このような振る舞いの人物だと覚えておいてください。
ここで中央に目を転じましょう。
同年8月、霊帝に直属する組織として、西園8校尉が設置されます。新設されたこの役職に任じられたのは以下のメンバーです。
上軍校尉:蹇碩
中軍校尉:袁紹
下軍校尉:鮑鴻
典軍校尉:曹操
助軍左校尉:趙融
助軍右校尉:馮芳
左校尉:夏牟
右校尉:淳于瓊
筆頭の上軍校尉の蹇碩は中常侍、つまりは宦官です。新設された組織も、しっかり宦官の影響力の下に置かれたわけですね。この上軍校尉には大将軍何進も服属することとなっていました。何代にも渡って3公を排出した名門中の名門、袁氏の次世代リーダー袁紹、曹操の名前が見えますね。彼らが次世代を担うリーダーであることは自他共に認める状況でした。
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