2017年07月16日

キリスト教の成立 考古学の成果3 イエスが「私の妻が……」と述べた文書の発見 今後も研究の成果が期待される

 もしイエスの父親が非ユダヤ人の男性であれば、イエスの出生は不利になりません。子孫もユダヤ教徒として大手を振ってユダヤ教の信者となることが出来ます。ただし、そのためには、非ユダヤ人の女性と結婚し、生まれた子をユダヤ教に改宗させれば良いのです。

 マグダラのマリアがイエスに選ばれたのは、彼女が異邦人であることが1つの要因だったわけです。

 イエスとマグダラのマリアが夫婦だった可能性は、これでもまだ確定したわけではないかもしれません。なにせ、ヨセフをイエスと、アセナトをマグダラのマリアと読み替えるのは推測にすぎないからです。

 しかし、別の文書の存在が、もしかしたら2人の結婚を証明しているのかもしれません。

(略)2012年9月9月18日に全てが変わった。バチカンのアウグスティヌス教父研究所(Institutum Patristicum Augustinianum)がローマで開催した第10回国際コプト語研究会議で、ハーバード大学神学校のカレン・キング教授が、地球を揺るがすような四つの言葉がコプト語で書かれた古代の文書があると発表した。それを翻訳すると、「イエスは彼らに言った、『私の妻は…』」と書かれているという。それは古代のエジプトのキリスト教徒の言語であるコプト語で約4センチメートル×8センチメートルのパピルスの紙片に書かれている。キング教授は暫定的にパピルスを4世紀のものとしているが、2世紀からの伝承を伝えている可能性があると語った。

(『失われた福音』)

 パピルスはあらゆる分析に耐え、古代のものであることが証明されています。

 残念なことに、「私の妻は」より後の文章は失われています。しかし、それに続く行に「彼女は私の弟子になれる」とあるのを見ると、ナグ・ハマディ写本と一致するように思われるのです。

 では、アセナトに対する陰謀はあったのでしょうか?興味のある方はぜひ『失われた福音 −『ダ・ヴィンチ・コード』を裏付ける衝撃の暗号解読 - 』を読んでみて下さい。

 今でもイエスについて新たな発見があるとは、なかなか面白いことになってきました。今後もこのテーマには注目していこうと思います。ただ、このブログではそろそろキリスト教の成立については筆をおくことにして、再びローマに戻ることにしましょう。

失われた福音 −『ダ・ヴィンチ・コード』を裏付ける衝撃の暗号解読 -
失われた福音 −『ダ・ヴィンチ・コード』を裏付ける衝撃の暗号解読 -


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posted by 仲井 智史 at 12:00| Comment(0) | TrackBack(0) | キリスト教の成立 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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